リアルな環境とSNSの環境について

 

 

皆は自分の仲の良い友達で誰が思いつくだろうか、バイト先、趣味、学校、卒業した同級生が思い浮かぶと思う。

私はその中でも1番心地よいと思うのが同じ趣味で出会った子たちだ。出会った経緯は主にTwitterが多いが、何故リアルではなくて顔を合わせていないモノに信頼度があるのかその子達と話したときに話題に上がったので考えてみた。

まず私がなぜSNSで出会った人たちが心地よいのか理由を上げるとすると

 

・自分の余計な背景を知らない

・自分以外の環境を知ることができる

 

と言う点だった。

まず自分の余計な背景を知らないという点では、幼い頃の友達や親、同級生となると良い意味でも悪い意味でも昔から自分を知っているので1度出来た「私」というイメージがずっと居る。

でもSNSの子たちは、今現在の自分しか知らないので、過去の話をしても「今の私」を軸に聞いてくれるので否定がない。

自分以外の環境を知ることができるという点では、オタクをしているからこそそれぞれ育ってきた環境、地域、年齢が違う人たちと出会う機会が多いし、現に私が今繋がっているオタクは北は北海道南は沖縄まで居るし、ライブに一緒に行ったオタクは石川、新潟、大阪の子だった。

環境も年齢も違うからこそ相談事をしたときに、こんな考え方があるんだ、と自分の固定概念や考えを新しく学び直す機会にもなる。あとちょっとした地域差の話で盛り上がるのも楽しみの1つでもある。

 

そして、この件について私が仲良くしている子達にもなぜ仲がいいと思うのか聞いてみた。

 

①日常で起きたこととか、人に話すほどでもない愚痴とかを見てくれてるから。

基本1対1じゃないから興味のある話にだけ首突っ込んで、興味のない話はスルーできるからストレスフリーに仲良くできる。

 

②リアルと違ってもし何かあってもすぐ離れることが出来るから比較的なんでも話せるしその結果話が合うっていうのが分かりやすい。

初対面のリアルとSNSだとSNSは大体もう共通の趣味とかがあるから最初から話が弾みやすい。

リアルの初対面は全くわかんないから何話せばいいのか思いつかない。

 

③基本文面でやりとりするから顔見て話す必要が無い。共通点があって繋がってるから何かしらの話題がある。

普段の日常の呟きを見て、みんな頑張ってるから私だけじゃないんだなって思える。

との意見が出た。

勿論信頼するばかりだけではなく、SNSトラブルも多く実際に私も何回かトラブルになったり巻き込まれたりしたことがある。(だけど個人的にはそのトラブルは現実でも友達とケンカしたのと同レベルだとは思っているとこもある。)(現実でも人間関係で揉めるし)

スマホが発売されたばかりのとき、私達が幼い頃はSNSは危ないもの!危険だ!と教えられてきたが近年ではSNSは生活に無くてはならないものになってきており、インフルエンサーや配信など仕事に活用する人たちも出てきている。

SNSも今現在生活している世界と「別次元にある社会」の1つと考えても良いのかもしれない。リアルとSNSの世界、どちらの自分の姿も大事にして上手く付き合いながら生活していきたい。